日々の徒然日記
樹木の病がいについて【テングス病】無料で診断
2018/04/14
日々の徒然日記
皆様、こんにちは!
ロイヤルリゾート㈱別荘管理部の橋本です。
春になり、このところはGW前に落葉の清掃や冬の間に落ちた枝などを片付ける仕事に追われている日々を過ごしております。
そんな中で、昨年10月23日に起きた台風23号による軽井沢町内の被害を思い出しながら、
巡回時にはある特定の『樹木の病がい』に注目しております。
それは、〝 テングス病 ” と呼ばれるものです。
我々が最近よく目にするのは、常緑樹のモミの幹でご覧のような症状を発見します。
虫に食われたような印象があり、妙なふくらみを持っているため発見したら大体の方が放っておけないのではないかとおもいます。
職人に伺ったところ人間でいうと 癌 のようなものだそうです。
地中からの養分がここで滞ってしまい、樹木全体に行き届きにくくなり、
いずれ樹木の上のほうから弱りだし、風にあおられこの箇所が折れる。
ということが予測されます。
台風などくれば、言葉は悪いのですが モロに影響が出る ということです。
ちなみにこの箇所の断面を切ってみるとこのような状態です。
幹の中心部を触ってみると、明らかにやわらかくなっています。
徐々にむしばまれていく・・・というもののようです。
軽井沢での御別荘所有に当たって、大きな樹木を残しておきたい!とおっしゃられる方も多くいらっしゃいます。
お気持ちは十分に理解しております。
ただ建物近辺の大きな樹木は、屋根に枯れ枝が落ちたり、葉っぱが堆積したり、
あまり良い影響を及ぼさないこともあります。
今回の写真の案件は、クレーンなども使用できない状況下でしたので、
樹木に登って切っていく、『空師(そらし)』による作業を行いました。
今一度ご来荘時、お時間があるときに敷地内の樹木をご覧になってみてください。
ご心配のようでしたら、ロイヤルリゾート別荘管理部が無料で診断いたします。
安心、安全にこれからの御別荘利用を楽しみましょう!